不動産価値の下落、無価値化そして負債化。
不動産の価値は確実にその流れの中にある。
未だに不動産の価値を信じている残念な人達が多い事に、残念な気持ちになる。
20年後、30年後、あなたの不動産が負債化する可能性がある事に気付いてほしいと、改めて感じる記事を目にしたので紹介してみます。
都会や人口増加地域では今すぐにという訳ではありませんが、状況によってはその可能性も出てくるでしょう。
対岸の火事ではなく、子供や孫の世代の事を考え、以下を参考にして頂ければと思います。
あなたの不動産が負債化している事実
まずはこちらの記事をご覧ください。ついに不動産も100均の取り扱いの時代が・・・。
これらは現在の田舎の出来事には違いありません。
しかし、根本的な原因が解決されていないので、こういった対象地域は今後も増加していくでしょう。
10年以上前から私個人はずっと言い続けてきましたが、人口減少地域の不動産は負債化していくのです。
私が生息している地域は、現在人口は11万人くらいで、人口は減少しています。
市内中心部の一番高額な地域で、坪20万円くらいで取引されていますが、郊外地域では既にタダでも要らない不動産が増加しています。
耕作できない農地が増えています。
空き家も増えています。
つまり不動産を売りたい人が増えているんですね。
そうなると当然不動産の価格は下落していきます。
そして、人気のない地域、不便な地域、道路が狭い地域、学校やスーパーが遠い地域等からどんどん売れなくなっていきます。
だって、そんな不便な地域を購入しなくても市内中心部をそこそこの値段で購入できるし、必要性がないんですね。
その不必要性の割合がどんどん高くなっている事に気づかない人が多いのです。
全国的に15~20万人の人口の地域であれば、既にこういった現象が現れてきていると思います。
恐ろしいのは、10年後、20年後、負債化する地域の範囲が広がっていく事に気づいていない、気づかないフリをしている人が多い事です。
需要 < 供給
このバランスが続く限り、地価は下がり続け、やがて価値が0になり、負債化していきます。
呑気に構えていると、子供や孫にマイナスの不動産を引き継ぐことになるのです。
この事実を甘く捉えていると、子供や孫にとってホントに迷惑な事になります。
この2つは最低限の負債となります。
建物が在る場合はこれらも必要になります。
また、相続放棄したとしても管理責任は相続人が追わなければいけません。
国庫に帰属しない限り、責任からは逃れられません。
そして、国庫に帰属させる為にはそれなりの費用が掛かります。
これが結構な金額が掛かります。
数百万円単位で掛かってくるので、それはそれで放置されるのです。
あなたの不動産の価値がある内に、処分しておくのが賢明だと思いませんか?
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