こいつはヤバイ!久しぶりに見た昭和な悪徳不動産

久しぶりに、強烈な昭和な悪徳不動産業者を見つけてしまいました。

今回は私の知人に起こった、昭和な出来事を紹介させてもらいますね。


今も存在する昭和な悪徳不動産


悪徳不動産の概要
  • 本業は機械加工の会社
  • 自社物件のオーナー業がメインの宅地建物取引業者 S社とします。

  • 知人の概況
    1. 自営業者
    2. 家賃滞納 2か月(2月末)
    3. 3月初旬にS社社長と支払いについて面談、打ち合わせ。
    4.   ・・・遅れながらも少しずつ入金をする形で口頭での合意。
    5. 3日後、S社の従業員から月内での立ち退き要求(口頭で)
    6. 翌日、社員と社長の言い分が違うので、クレーム
    7.   ・・・社長は全力でとぼける。
    8. その1週間後・・・3月15日前後に問題発生

    ざっくりとした状況は以上の様な感じです。

    悪徳不動産が行った極悪な行動


    ②の時のS社社長のお言葉

    S社社長
    あんたを信用しとるから!出ていけなんて言わん。
    遅れながらでもきっちり入れてくれたらそれでエエ!
    男と男の約束や

    と、月内に遅れている分についていくらか補填をすることで問題ない事を約束。

    その舌の根も乾かぬうちに・・・

    従業員Y
    取り合えず3月末までに退去して下さい。もう待てませんので。

    知人M氏
    話が違うやないですか!どういうことですか、社長!月内に少しでも入れれば待ってくれるという約束やったでしょ!


    S社社長
    何の事や?仮に言うたとしても口約束や。何の効力も無いで!?
    とにかく月内に出て行ってくれ!エエな!?


    この経緯について相談を受けた私は、

  • 取りあえず3か月以上にならない様に、お金を入金しておくこと

  • 経緯について書面で残しておくこと

  • という最低限のアドバイスをしておきました。

    そうする事で、最悪立ち退きや強制執行は回避できるので。


    ところが・・・

    従業員Yの嫁
    Mさんは家賃も滞納していて立ち退きさせられるから、取引は気を付けた方がいいですよ。

    と、従業員Yの嫁が、M氏の取引先に情報を漏らしたのです。

    従業員Yの嫁はS社の社員ではありません。

    そもそも延滞の事情を知り得る訳が無いのです。


    この結果、M氏は当面取引を停止されることとなり、実害が発生してしまったのです。


    この経緯を相談された私は、情報漏洩を証明できる事を確認した上で、直ちに通告書を作成し、警告するように準備してあげました。

    が・・・遠方への出張であった為、M氏はその書面を送付できていなかったのです。

    かくて、何事もないまま4月1日の朝を迎えました。M氏はまだ遠方へ出張中です。

    S社社長
    3月中に出ていけ言うたやろ!何でまだおんのや!

    などと、在宅中の奥さんに対して、近所に聞こえる大きな声で怒鳴り散らしたそうです。

    余りにも酷い怒声に、2階から怯えた娘さんが降りて来て心配そうにされていたそうですが、それでも捲し立てていたそうです。

    S社社長
    お前、なんぼ程滞納しとるか判っとんのか!さっさ金払ろて出ていかんかい!


    余りの恐怖に、奥さんと娘さんは何も言えなかったそうです。

    確かに滞納しているのは悪いかもしれないが、契約者の家族に対して強硬な取り立てはマズいですよね。

    家賃の取り立てですが、貸金業法違反に問われて然るべしな案件です。


    取り合えず、M氏は以前に作成していた通知書を先に送り、後日滞納や立ち退きについては話し合うようにアドバイスしました。



    なんと、通知書を受けとったS社社長・・・。

    慌てて色んな弁護士に相談に駆け回っているようです。

    滞納と情報漏洩は別物なので、いずれ退去はしなくてはいけなくなるかもしれませんが、この情報漏洩は深刻です。


    ただ、残念ながら宅建業法の範囲では無いので、その他の法律で対処していかなくてはいけません。



    現在進行形のお話ですので、取り合えずここまでにしておきますが、結果はまた改めて。

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    宅地建物取引士・行政書士です。 農地の売買、農地転用、任意売却、離婚相談、相続相談をメインに実務を毎日こなしています。 困った時はぜひご相談を!