西条市にある空き家になった実家を2年前に相続したAさん。
生まれ育った西条市に帰る予定も無く、老朽化した家は賃貸できる状況ではなく、管理も出来ない・・・。
そんな状況の中で、空き家にしていても意味が無いので、売却という選択を決意したAさんでしたが、いざ売却をしようとした時には様々な葛藤があったそうです。
Aさんが取った、相続した空き家を売る為の行動と決断を似たような境遇の方の為にご紹介します。
西条市の相続した家の売却
という相談から始まったのです。
ランニングコストを考えて処理をされたい方はかなりいると思います。
何もしなくても10万円以上の税金の請求が届き、管理や手直しにも費用がかさみます。
草抜きを年2回するだけでも数万円は・・・。面積によっては10万円単位で掛かります。
かといって、少子化の激しい田舎の家をいつまでも賃貸で貸せるわけでもなく、将来的な事を考えると・・・不安になるのがごく自然でしょう。
相続財産のチェックポイント
- 固定資産税
- 草刈りなどの維持費
- 賃貸できるか?(いつくらいまで)
- 家の手直し(取り壊し)の費用はどれくらいかかるか?
- 現在と将来の不動産価格はどれくらいか?
等々、最低限のランニングコストと、現在の不動産価格と将来の不動産価格を考える必要があります。
固定資産税は年間12万5千円、庭木の管理と草抜きが年2回ずつで年間15万円。
とても賃貸で貸せる情況では無いなあ・・・
しかし先祖代々の家を売るのは・・・
とても賃貸で貸せる情況では無いなあ・・・
しかし先祖代々の家を売るのは・・・
Aさんの場合、年間275,000円が毎年のランニングコストとして必要で、賃貸するよりは解体をしなければいけない状態の建物があったのです。
たまたま私が昨日見かけたのですが、20年くらい空き家だったはずの建物が、火事になっている現場を見ました。
また、近所の廃屋に浮浪者が住み着き、いつの間にかそこでお亡くなりに・・・・なんていうのもありました。
また、近所の廃屋に浮浪者が住み着き、いつの間にかそこでお亡くなりに・・・・なんていうのもありました。
そのようなケースも存在するので、空き家にしていると不用心な面もあり、最終的にAさんは売却を望まれたのです。
あなたが相続した不動産は大丈夫ですか?
相続した不動産の価値
危険負担の理由も当然存在しますが、大抵の人が重要視するのは金銭の部分です。この事が一番重要な訳ですが・・・
地方では間違いなく、売るならば一刻も早い方が正しい事は、不動産業者であれば誰でも理解しています。
値段を間違えると残念極まりない結果が増えている事も理解しているはずです。
西条市も例外ではなく、少子化がグングン進み、購入層の人口が減少している地域です。
相続した不動産が不要な場合、その価値を正確に把握し、一刻も早く換価しておく事が重要なのです。
Aさんの相続した不動産は、解体が必要な空き家と広めの土地だったわけですが・・・
Aさんの相続した不動産の概要
地形上、2区画にしか分割できなかったので、少し広めの250㎡ずつの2区画を更地にして売却をする方法を提案しました。
少し土地が広くなる為、単価設定を13万円としました。
Aさんの必要な作業
13万円×面積の代金から、上記の作業の費用を精算した金額が手元に残るお金となります。
その内約20%は、譲渡所得税と住民税の請求がやってきますので、その旨を説明し納得して頂いた上で、仲介での売却をすることとなりました。
結果的に売却はスムーズに進み、半年のスパンの中で完結出来ました。
売却価格
将来の価格とランニングコスト
について比較してみると、大抵の場合売っておいた方が得である事が多いはずです。1年後には少し値段がが下がる・・・10年後には・・・我々にも正直見えません。
ただ西条市の様な地方の田舎では地価が上昇する様な要素は無く、価値をキープ出来れば上出来の感じです。
相続した不動産の現在の価値だけではなく、将来的な事も十分に考慮して、売却なりの決断をしましょう。
いい加減な価格を言う悪質な不動産業者も中には存在します。
不動産業者を選ぶときは、適切な、そして誠実なアドバイザーを見つけるよう心がけましょう。
本当は持っておけるなら持っておきたいんだけど、ランニングコストもかかるし、この空き家を売りたいんだ。
どれくらいで、どうやって売るのかわからないから、査定と売却についてのアドバイスをしてくれますか?