この土地どうすればいい?売りたくない時の利用法

不動産を売りたくないけど何らかの対策をしなければいけない事を痛感している方は多いと思います。

各言う私もその一人です。

そして土地や家の利用法は歴史がそれを証明してくれていて、有効な利用方法も確立されています。

現在多くなされている不動産の有効活用には

  1. 一般賃貸経営
  2. 事業用借地
  3. 駐車場経営
  4. 太陽光発電
  5. 高齢者向け賃貸経営
等があります。

不動産は文句を言わないトップセールスマン

不動産は不動産は文句を言わないトップセールスマンだという認識が皆さんにはあるでしょうか?

1か月に100万円の売り上げを上げてくる営業マンの給料は20万円というところでしょう。

100万円の中から給料と広告費等の経費を差し引くと10万円残れば上出来です。

その上に、人間なので不平や不満が存在し、企業からすれば案外と目に見えない労力と費用が掛かるものです。

そこへ行くと、不動産は決して文句を言いません。

上手に利用、活用してやれば、無言でしかも安定して100万円売り上げてきてくれます。

とても優秀な営業マンに成り得るのです。

しかしながら冒頭の不動産の活用方法については、多くの方が思っていることがあります。

大きな借金を抱えてまでは有効活用したくない

という事です。

しかしそれは本当にリスクなのでしょうか?

きちんとした根拠とプロのサポートがあれば、そのリスクは極小化できると私は考えます。

結果的に私は賃貸経営に踏み切ったのですが・・・。


不動産の有効活用のメリット・デメリット

土地や不動産を遊ばせておくことは、金銭面でのデメリットしかありません。

しかし有効活用することで、デメリットとメリットの両方が存在するようになります。

当然メリットもあった方がいいですよね?
不動産の有効活用のメリット
  1. 不動産が働いてお金を産んでくれる

  2. 文句を言わない、毎月安定した売り上げを上げてくる営業マンがいるのと同じです。

  3. 相続税対策になる

  4. 節税対策の一環としてされる方も多いです。相続税が掛かる方は早めに考慮すべき事でしょう。

  5. 子孫にプラスの財産を残せる

  6. 売りたくないが子供に負担が掛かる不動産を残しても仕方がないが、利益を産みだすので子孫にとってプラスの財産である。

  7. ランニングコストを気にしなくて良くなる

  8. 毎年かかっている固定資産税や、現場の管理費用等は収益の中から経費として出てくるので、気にしなくて良くなります。


不動産の有効活用のデメリット
  1. 維持運営にコストや労力がかかる

  2. これが一番のデメリットでしょう。信頼できるアドバイザーがいれば負担は軽減します。

  3. 空室リスク等がある

  4. 10年以上先の経済状況は中々見通せません。賃貸経営の際は必ず考えるリスクです。

  5. 借入金額が大きい場合がある

  6. 新築アパートなどの場合は借入金が高額になります。ここも収支バランスをはっきり根拠を示せるアドバイザーが居れば不安は軽減できます。

  7. 目的外の転用が困難

  8. 賃貸で貸していた場合などがそうですが、急に現金が必要になったりした場合に更地にしたり、売却したりする多目的への変更が、賃貸人がいる為困難である。

この記事をご覧いただいている方のほとんどが不動産を遊ばせておくのは勿体無い、どう活用したらお金になるだろう?と、常に考えている方だと思います。

土地や不動産の有効活用で財を成している方は、皆さん勉強家です。

プロのアドバイザーが必ずついています。

「こうすればいい、失敗しない、よりうまく利益を産む」といったアドバイスを受けています。

デメリットをはっきり示し、それでもなおメリットが大きいという事を、根拠を以て示してくれるアドバイザーが必要なのです。

私は賃貸経営を選択しました

私は有効活用については

多少に知識があるが故に、一番性質の悪い

人間です。

自分でそのことを認識していますので、有益な情報をもたらしてくれる営業マンをここで見つけて、間違いないという根拠を得たうえで不動産の活用=賃貸経営に着手しました。

不動産屋土地の有効活用は、場所や広さ、予算、需要等によってその正解の活用方法は変わってきます。

そんな中で需要と供給の将来性、収益性を具体的に根拠を以て示してくれたのです。

そして、売却についてはいつでもできるので、それまでは「この土地に一生懸命働いてもらおう」となったわけです。

5年ほど経過しましたが、現在ではその状況も安定し、何等問題ない状況です。

実は現在、その賃貸物件について

売ってくれませんか?

という話が舞い込んでいます。

土地のみで売るよりもかなりいい条件の話なので、現在前向きに検討中です。

つまり5年以上働いた上に、さらに利益をもたらしてくれるかもしれない状況なのです。

正しい利用法を選択したと言えるでしょう。

土地や不動産を遊ばせておくことは、金銭面でのデメリットしか産みだしません。

有効活用することで、デメリットとメリットの両方が存在するようになります。

土地を活用するのは、30歳過ぎの独身ニートを働かせる事に似ています。

親のいう事を聞かない子供を働かせるには、その道のプロの説得が必要なのです。

皆さんも一人で悩む前に、そのみちのプロに相談しましょう。

そして一人でも多くの信頼できるアドバイザーを見つけて下さい。

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宅地建物取引士・行政書士です。 農地の売買、農地転用、任意売却、離婚相談、相続相談をメインに実務を毎日こなしています。 困った時はぜひご相談を!