セイコー不動産で査定してもらう?え、大丈夫?

この10年くらいで愛媛県内、特に店舗がある、四国中央市・新居浜市・今治市・松山市ではその知名度と会社のシステムはしっかりと構築されているのが、セイコー不動産です。

テレビCMでもおなじみですね^^

セイコー不動産では、「おうちタウン」、「愛媛不動産売却センター」など、売却査定に力を入れたプロモーションが行われています。

また、グループでの取り組みも、新築・リフォームとそれぞれ部署と会社が存在しており、「ゆりかごから墓場まで」といった、不動産に関わるありとあらゆることを1社で解決できるシステムを構築していっています。

凄くイメージがいいですよね?

しかしイメージの良さと、本当に不動産の査定を依頼していいのか?信頼できるのか?

という事とは別物です。

愛媛県内で不動産の査定・売却をお考えの方に、正しい不動産はどうすればいいのか?について伝授しましょう^^

セイコー不動産は信頼できる会社なのか?

セイコー不動産には数年前には愛媛県の宅地建物指導係からの、指示処分が出ていました。

重要事項説明義務違反だったかと記憶していますが、間違っていたらごめんなさい。


これは更に古い情報でしたね。

実は令和3年8月24日に愛媛県知事から、宅地建物取引業者についての免許取り消し処分がされています。

政令で定める使用人が、宅地建物取引業法
第5条第1項第5号に規定する欠格事由に該当することが判明した。
引用元:愛媛県知事による宅地建物取引業者への監督処分情報


何のことか?

要は資格者の者が、何かしらの欠格事由・・・つまり、不動産業を行うには不適切な状況があった・・・と言う事です。

宅建業の欠格事由
  • 免許不正取得、情状が特に重い不正不当行為又は業務停止処分違反をして免許を取り消された場合

  • 免許不正取得、情状が特に重い不正不当行為又は業務停止処分違反をした疑いがあるとして聴聞の公示をされた後、廃業等の届出を行った場合

  • 宅建業法もしくは暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の規定に違反したことにより、罰金刑以上の刑に処せられたか、それ以外の法律により禁固刑以上の刑に処せられたことがある場合は、その刑の執行が終わった、又は刑の執行を受けることがなくなった日から5年を経過しない場合

  • 免許の申請前5年以内に宅地建物取引業に関して不正又は著しく不当な行為をした場合

  • その他以下に当てはまる場合は免許を取得することが出来ません。
  • 成年被後見人、被保佐人又は破産手続開始決定を受けている場合

  • 宅地建物取引業に関し不正又は不誠実な行為をするおそれが明らかな場合

  • 事務所に専任の取引主任者を設置していない場合

  • これらのどれかに該当したと言う事です。



    皆さん

    人間がする事なので、失敗やミスは当然起こり得ます。

    特に不動産の場合は、価格が大きいので、ミスが起こった時に小さなミスでも話が大きくなりがちです。

    大事なのは企業としてどう改善するか?という事なのですが、実際に改善に取り組んでいると思えますね。

    松山市という激戦区の中で、店舗数を増やしていくという事は、それなりに実績や評判を積み重ねていないと出来ない結果です。


    最初にネガティブなニュースを書きましたが、個人的には不動産業者の中では全うな企業であると思います。

    もっとひどい会社をいくつも見てきていますので、信頼できる会社だというのが私の見解です。

    企業としては信頼できますが、じゃあ査定するといった実務の部分はどうでしょうか?

    ユーザーが一番気にするのはココですよね^^

    会社がしっかりしていても、素人が服着て歩いていたら話になりません。

    どうしても今の季節なんかは特にそうですが、学校を卒業したての若者が存在しますので、右も左もわからない事もあり得ます。

    というか、当然あります。

    また、査定額についても妥当なのかどうなのかは、比較する材料や物差しが無ければ、本当に正しいのかどうなのか理解できません。

    要はセイコー不動産で査定を出してもらうのはいいのですが、比較検討は必ずする事が重要なのです。

    価格の根拠の正当性を確かめる事ですね。

    損をせず自信をもって売却するためには

    セイコー不動産で査定してもらうのはいいのですが、比較しなければそれが正しいかどうかが判断できない。

    この事は分かって頂けたと思います。

    森友学園の問題なんかでも、その金額が妥当なのかどうなのか?といった事が問題視されます。

    改ざん云々があったとはいえ、正当性を確認するには比較しなければ判りません。

    そこで、私がお勧めする正しい比較法と、売却の実践を伝授しましょう。


    正しい査定と売却
    1. セイコー不動産に査定依頼する(セイコー不動産でなくてもいい)

    2. 下記から複数の会社に査定をしてもらう

    3. 査定価格がでたら、一番価格の安い業者へ依頼する


    え、何で一番安い価格の業者なの!?
    と言われるかもしれませんが、ここが重要です。

    一番安い価格の査定をした業者に、一番高い価格の査定価格で売却を依頼するんです。

    ん???


    査定価格が

  • A社 1,000万円

  • B社 1,100万円

  • C社 1,200万円

  • だったとしたら、A社に1,200万円で売却依頼するのです。

    不動産の価格には幅が存在します。

    誤差と言ってもいいですね。

    その誤差で200万位変わる可能性があるんですね。

    なぜA社かというと、A社は高い確率で素直な価格、ここであれば何とか売れるだろうと思われる価格を提示する、素直な誠実な会社と考えられるからです。

    仮にC社が1,500万円という査定をしたとすれば、それは完全に釣り行為で、自社に取り込むための撒き餌です。

    いわゆる”ハッタリ”や”てんぷら”に該当するので、問題外となるのですが、1,200万くらいであれば多くの場合誤差だと言えるので、誠実なA社に、1,200万円で頑張って販売してもらうのが、正解である事が多いです。

    根拠がはっきりしていればそれを信用してもいいですが、多くの場合相場観的な、何となくの価格なので、こういったやり方を取ると良いでしょう。

    相手を見極める為の方法とも言えます。

    セイコー不動産に査定依頼して、何となく信頼できたのならば、セイコー不動産に1,200万円で販売活動をしてもらうのが良いでしょう。

    結論セイコー不動産はイイ会社ですが、1社だけに査定依頼するのではなく、複数査定を依頼して、確固たる根拠を探しましょう。

    価格に大きな開きが無い場合は、一番安い会社にそれなりの価格で売却依頼しましょう。

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