ゴミ屋敷のオーナーは要注意!?

テレビでたまに見るゴミ屋敷。

私の業務上で、そのゴミ屋敷に遭遇する事が多々あります。


足の踏み場もない状態に物が散乱する屋内は、オーナーの性格が現れているでもあります。

我々他人の目から見ると単なるゴミの山なのですが、彼らにとっては愛着あるお宝の山なのです。

現在ゴミ屋敷の取引を行っている最中なのですが、過去最強のゴミ屋敷とオーナーに日々追われています。

その事についてまとめてみますね。

ゴミ屋敷のあるある


  • ゴミ出し 4t車・・・12台

  • 引越し段ボール 250個

  • 単身

  • 同じ町内での引っ越し(200m)

  • 今回のゴミ処理はこんな感じです。

    ゴミ出しの量も多かったのですが、引っ越しの費用がまた破格・・・。

    某有名引っ越し業者の見積もり金額が60万円と別途実費(エアコン等)。

    ハワイにでも引越しするのかしら?

    と言うような状況でした。

    ゴミ出し3日、引っ越し3日の計6日の工程を組んでいたのですが・・・

    結果からいうと、ゴミ出し8日、引っ越し5日の計13日の日数を要してしまいました。

    その原因は一重にオーナーにあります。自分が正しいと言い張り、一切の非を認めませんが・・・。

    引越し業者さんもゴミ処理の業者さんも、今回初めて泣きが入りました…。




    1. 誰が見てもゴミだが、捨てようとするとブちぎれる

    2. え?それを持って行くの?という物を持って行く

    3. え?それはこっちの仕事では無いのに?

    4. 都合が悪くなると弱者のフリをする


    ゴミ屋敷のオーナーに共通した特徴ですが、今回の方は特にひどかったです。

  • お風呂の蛇口
  • 洗面化粧台
  • 使いかけの肥料
  • 庭に埋まっているポーチタイル
  • 地上波のアンテナ
  • プランタンの枯れた花
  • 一握り残っている固まりきった肥料

  • 等々・・・

    上げればキリがないですが

    引っ越し業者
    え?マジ?

    と言うようなものを転居先に持って行ったのです。

    正直クレイジーとしか言いようがありません。

    が、こちらの常識を押し付ける訳にもいかず、渋々運んでもらいました。


    やり取りの一部

    エアコンの移設(取付)については見積もりに含まれていましたが、配線とクリーニングは別途と記載されていました。

    移転先の建物が古くて、電気もまともに来ていなかったんですね。


    オーナー
    転居先のエアコンの配線とクリーニングもしてもらわなければ困る!

    にも関わらずこの言いぐさです。

    引っ越し業者
    転居先の設備状態についてはそちらでして頂かないと・・・

    オーナー
    エアコンが使えない移設なんてあり得ないだろうが!そんな見積もりあるかい!

    単3電池しかない状態で、エアコンを動かせと言っている様なものです。

    「WINDOWS ME で WINDOWS10でしか動かないソフトを動かせるようにするまでが仕事だ!」

    と言われても困ってしまいます。

    とにかく一般的な常識は通用しません。

    引っ越し業者
    物を運び配置する事は責任もってしますが、転居先の設備については責任持てません!

    まさにこの通りなんですが、オーナーは引き下がらず、口を尖がらせて怒りまくっていました。

    紙に書いてあろうが、彼の思った通りにならなければ気が済まないのです。

    まるでどこかの国のようですね・・・。

    ゴミ屋敷のオーナーの特徴

    あくまで私個人の主観ですが、これまでの経験上での特徴をまとめてみます。


  • ゴミ=お宝(思い出も含め)

  • とにかく自分勝手

  • 都合が悪くなると怒り出す(社会的弱者になる)

  • 基本的にお金が無い

  •     
  • なぜだか自分が全て正しいと思っている

  • 皆さんももしゴミ屋敷のオーナーと関わる事がある場合は、これらの事に留意して関わるようにしましょう。

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    宅地建物取引士・行政書士です。 農地の売買、農地転用、任意売却、離婚相談、相続相談をメインに実務を毎日こなしています。 困った時はぜひご相談を!